この度は、ICCのホームページをご覧下さり誠にありがとうございます。

日本には古くから、諸外国にはない『療術』と呼ばれる無投薬非観血療法の包括的概念があり、その療法の数は、数百種にも及ぶと言われています。
今や、国民の大多数が補完代替療法の何かしらを疾病予防、疾病治癒の糧として取り入れていることは否めず、一大健康産業としてその需要は、年々増加の途をたどっております。

極力、無投薬非観血で健康維持を図ろうとする人々の意識の高まりは、大いに歓迎されるものであり、皆さまの興味がカイロプラクティック(以下カイロ)中でも国際基準・WHO基準・ICCに向けられたことは、大変喜ばしく思っております。

※ WHOとは、人間の健康を基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された
  国際連合の専門機関(世界保健機関)の事を指します。
  カイロプラクティックは世界保健機関より鍼灸等と同様の代替医療として位置付けられています。

一見、飽和状態にも写る日本の整体・カイロ業界ですが、実は、真のカイロプラクター・有能な手技治療家は、まだ、それほど育っておらず、
本当に安心して身体をあずけられる施術所は、全国でも数百件・・・と言ったところでしょうか。
この事実を皆さまに切にご理解戴きたく、今後の賢明なる進路選択の判断材料に役立てて戴きたいと思います。


現在、日本では、整体・カイロを含む補完代替療法の多くに対して、統一された教育基準や資格検定基準が設けられておりません。
整体・カイロの手技療法関連の施術体系は、特に人体の中枢神経系(脳・脊髄)の主要通路である脊柱(背骨)を調整することを主体としております。
本来、十分な医学的精査が必要となり、それを怠った安易な徒手矯正は、人体に危害を及ぼす恐れがあります。
本来ならば、精密性と正確性を兼ね添えた、高い技術を必要とするカイロプラクターには、国が定める一定の教育基準と難易度の高い国家資格を用意し、長期にわたる、密度の濃い教育を施さなければなりません。
しかし、未法制化であることを理由に、整体・カイロの手技療法関連の教室の多くは、短期速成を行い、今なおも、医学知識の乏しい未熟な施術者を輩出しています。
現実に、これら未熟な施術を受けたクライアントは、期待した結果が得られないまま、より健康を損なうなどして、結果、泣き寝入りか、他の医療機関に駆け込むかで、結局のところ、投薬等での鎮痛による慰めだけで、真の健康回復には至らず、当事者のクライアントはもとより、一部の医療関係者からも"危険な整体・カイロ"というレッテルが貼られ、その真価が大きく問われる事態に及んでいます。


『最初の指導者のレベルが低いと、生徒のレベルも同等もしくは、それ以下となってしまう現実があり、これは、徒手治療技術の精度の問題へと発展します。
仮に、後に修正する機会があったとしても、相当の時間がかかります。
一旦、染みついた癖はなかなか取れるものではありません。

特にカイロは、米国で発祥し、100年以上の歴史がありますが、長い間の歴史の中で、体型が比較的に大柄な欧米人を対象にした強めの矯正法が主流で行われてきた経緯があり、そのまま輸入された日本でも、「脊椎矯正」「骨盤矯正」といった呼び名で強い矯正法が定着してしまいました。
実は、これも大きな誤りであり、決してカイロは、強く行うものではなく、また、単に骨格矯正ではないのです。カイロは、先に述べた中枢神経系(脳・脊髄)と末梢神経系の働き(機能)を安定させる療法で人体のすべての構造と機能を熟知し、さらには、多様な疾病に関する鑑別診断の能力も持ち合わせ、検査・治療の技術に関しては、特に、選ばれた指導者から特別な技術訓練を受けた者にこそ成せる妙技なのです。』

元来、神経学的な手技治療として開始されたカイロですが、法制化後の米国での医療制度の中で筋・骨格的手技療法としての位置づけが強いられ、
現在は、人体の構造的アプローチが主体になってきており、関節機能障害と軟部組織機能障害の改善が、その業務の主流になってきています。
もちろん、その恩恵も多くあり、今日の国際基準教育では、それらが必須となっておりますが、ともすれば次のようなステップを踏み、誤った方向に行くことさえあります。ICCは、早い時期からこの事に気づき、その打開策を講じる意味で、日々の授業でそれらを指導してきております。

  • 背骨を含む全身の関節が解剖学的な可動域の限度を越えて、過剰に動かされ、「バキボキッ」と云わんばかりの関節軋轢(あつれき)音が鳴り響き、それで、施術者も「良し!」、患者も「スッキリした!」と両者が満足し、中には、「ちょっと痛かった!」「怖かった!」というような感を抱く方も少なからず居るようですが、それでも「いつか治るだろう」と頻回に通いつめている現状があるようです。

  • しかし、このようなセッションが、週に一度二度、数ヶ月も繰り返されると、関節は、可動性亢進状態となり、やがて筋群が異常緊張し、その後、傷ついた組織は、修復・崩壊を繰り返しながら、やがて衰退をたどり、本来、神経系の安定を図る目的で行われているはずの施術が、逆に神経系を大きく混乱させていることになるのです。

  • これらを善処するためには、カイロ教育の古く偏った理念・技術からの離脱が必要で、再度、カイロの本質を認識し直し、医学的見地から安全と有効が保障される徒手治療技術の再構築が必要となるのです。
    これらを死守することで必ずやカイロは、日本の社会に正しく理解され、人々が健康で暮らしていくための極々身近なヘルスケアとして、補完代替医療の雄として存在し続けると確信しております。
    「カイロは、元来、神経学的改善を目指す療法。」と云うことが、十分に熟知され、それらが安全に有効に患者に提供されている施術所は、何ら問題はないのですが、首や腰を強く捻られ、「バキボキッ」と云わんばかりの関節軋轢音が鳴り響く・・・・そんな施術所では、非常に不安を残すところであります。
    今こそ、国際基準教育の修了の如何を問わず、それらの自主規制、再検定、再教育が急務と言えます。国際基準の教育を修めた者の中にも、まだまだ、首や腰を強く捻る古典的なテクニックを信頼し、使用している者が多いという事実があるからです。
    そう言う意味からも、まだまだ本物はそれほど育っていないと言うことになります。今後、本業界への新規参入を検討されている方には、ぜひとも、私たちの主張が正しいか否かの判断を仰ぎつつ、やるからには本物を目指していただきたいと切に願うものであります。

古くから伝わる「療術」の数は数百種にも及び、昭和5年に行政管理上、手技・電気・光線・温熱・刺激の5つに区分されました。
ICCは、この「療術」に科学の光を当て、無投薬非観血療法としての補完代替医療の実践に必要な基礎知識と手技療法・電気療法・光線療法・温熱療法・刺激療法の専門知識・スキルを提供しています。
中でも手技療法の指導レベルは随一と自負するところで、カイロプラクティックの訳語が『手技』であることから、徒手で可能なアプローチを幅広く取り入れております。
特にカイロプラクティックの真骨頂とも言われているアジャストメント(矯正)については、従来のフォース[力による]テクニックに改良を加える意味で、矯正時の振幅評価やベクトル評価を微細な組織レベルで感受できる触手能力を培っていき、巷で、「痛い・きつい・怖い」というカイロの誤ったイメージを払拭し、塗り替えることのできる内容・レベルであると確信しています。


・ 神経系の安定を図るための基本的な関節へのアプローチ
・ 関節の構成要素である関節包・靱帯・軟骨、そこに付着する筋・腱などの軟部組織へのアプローチ
・ 高次機能を有する脳神経への特別なアプローチ
・ 髄膜へのアプローチ
・ メンタルケア
・ 生体電気を認識した物理的アプローチ
・ 栄養学や姿勢管理などを含むライフスタイル改善のためのケア・アプローチ
※ 見学会の模擬授業や体験治療などで実際に体感戴けます。

今、将来の職業的自立に向けて進路をお探しの方、既に医療教育を受けられ、施術の幅をもっと拡げたい方、既にカイロ・整体分野で仕事をしているがより上を目指したい方、また、様々な療法を受けたが回復には至らないと云う方など、本文を含め、当ホームページの情報が、明日の皆さまの希望へと繋がり、その道標となりましたら、この上なき喜びであります。


ICCは、日々、附属クリニカルセンターから上がってくる施術結果や日々進歩を遂げている生命科学の情報を通して、真のカイロの探求を行い、常に新しい確かな情報を学生に送り続けております。
先で決して後悔のない人生設計を立てたい方は、ぜひ、その夢の実現に向けて第一歩を踏み出してください。
ICCは、「本物になりたい!」という皆さまの思いを真正面から受け止め、誠心誠意、サポートさせて戴くことをお約束いたします。
見学会等で皆さまとお逢いできる日を楽しみにしております。